2010年 10月 09日
ナムディ村へ
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ルアンナムターの町から北向きに歩き、ムアンシンとウドムサイの分岐点を右に曲がり、川にかかる橋をわたって少し歩いたところにNam Deeの標識があらわれた。
左に入ったその道から未舗装路にかわり、左手の北側は山の斜面が続き、右手の南側は田園地帯が広がっている。道沿いに大きな建物も樹木もなく、昼過ぎの強い陽射しが容赦なく私の体に浴びせかける。
しばらく歩くと、道の両側に高床式家屋の点在した集落が現れた。その一軒の軒先から4~5才くらいの小さな少女が
「サバイディ」(こんにちは)
と言いながらその小さな手をいっぱいに振っている。
私も
- サバイディ -
と返事して、
- バーンナムディ - (ナムディ村は?)
と尋ねると、その子は少し考えてから腕をいっぱいに伸ばして私が歩いている方向を指した。
やはりまだもう少し先のようだ。
- コープチャイ - (ありがとう)
そういって歩きはじめた。
そして、いくつかのカーブを曲がると、山の斜面にかやぶきの家々が並ぶ集落が見えてきた。
ああ、ここだな。
村の中に入ると、開け放たれた玄関のそばで子供をあやす人や、川で洗濯をする人、籠を背負って農作業に向かう人、その誰もが濃藍色の民族衣装を着ていた。
川で水浴びをしている子供たちが、キャーキャーいいながら
「サバイディ~」
と手を振りながら呼んでいる。
私の目の前を通り抜ける放し飼いの鶏や豚たち。
家屋の周囲に植わっている実のなる木々。
集落の向こう側斜面に広がる畑。
町から4キロメートルほどしか離れていない場所に、こんな伝統的な暮らしが今もしっかりと残されていた。
左に入ったその道から未舗装路にかわり、左手の北側は山の斜面が続き、右手の南側は田園地帯が広がっている。道沿いに大きな建物も樹木もなく、昼過ぎの強い陽射しが容赦なく私の体に浴びせかける。
しばらく歩くと、道の両側に高床式家屋の点在した集落が現れた。その一軒の軒先から4~5才くらいの小さな少女が
「サバイディ」(こんにちは)
と言いながらその小さな手をいっぱいに振っている。
私も
- サバイディ -
と返事して、
- バーンナムディ - (ナムディ村は?)
と尋ねると、その子は少し考えてから腕をいっぱいに伸ばして私が歩いている方向を指した。
やはりまだもう少し先のようだ。
- コープチャイ - (ありがとう)
そういって歩きはじめた。
そして、いくつかのカーブを曲がると、山の斜面にかやぶきの家々が並ぶ集落が見えてきた。
村の中に入ると、開け放たれた玄関のそばで子供をあやす人や、川で洗濯をする人、籠を背負って農作業に向かう人、その誰もが濃藍色の民族衣装を着ていた。
川で水浴びをしている子供たちが、キャーキャーいいながら
「サバイディ~」
と手を振りながら呼んでいる。
家屋の周囲に植わっている実のなる木々。
集落の向こう側斜面に広がる畑。
by asiax
| 2010-10-09 11:56
| ラオス