2006年 04月 21日
ウブドの結婚式
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ウブド3日目、私はマウンテンバイクを借りて田園風景を見にテガララン村を目指した。
まだ昼前といえども日差しは強く、だらだら続く上り坂に気力が失せていく。途中売店に立ち寄ってジュースを飲み、テガラランまであと3キロほどと教えてもらいもう一度気を取り戻して出発した。
それからすぐに、派手な飾りで覆われた家の門の前で肥えた豚を積んだトラックを見かけた。私がそれを不思議そうに眺めていると、門の前にいた男性が、「結婚式だ」、と教えてくれ、汗まみれで汚れた私を咎めることなく招いてくれた。
そこは一つの世界をつくっていた。奥の調理場では男たちが儀式のための豚をさばき、庭のいたる所に飾りがしつらえていた。式は明日で今日はその準備だというが、準備そのものが儀式にのっとっておこなわれているようだった。私はできる限りその行程を見ていたかったのだが、あまりにもみずぼらしい格好を申し訳なく思い、失敬することにした。
まだ昼前といえども日差しは強く、だらだら続く上り坂に気力が失せていく。途中売店に立ち寄ってジュースを飲み、テガラランまであと3キロほどと教えてもらいもう一度気を取り戻して出発した。
それからすぐに、派手な飾りで覆われた家の門の前で肥えた豚を積んだトラックを見かけた。私がそれを不思議そうに眺めていると、門の前にいた男性が、「結婚式だ」、と教えてくれ、汗まみれで汚れた私を咎めることなく招いてくれた。
そこは一つの世界をつくっていた。奥の調理場では男たちが儀式のための豚をさばき、庭のいたる所に飾りがしつらえていた。式は明日で今日はその準備だというが、準備そのものが儀式にのっとっておこなわれているようだった。私はできる限りその行程を見ていたかったのだが、あまりにもみずぼらしい格好を申し訳なく思い、失敬することにした。
by asiax
| 2006-04-21 22:40
| インドネシア(バリ島)