2007年 10月 08日
ミャンマー(ビルマ)で何が起こっているのか
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※以下の2作品を紹介するにあたり、決して政治的な意図がないことをはじめに申し上げます。
私はジャーナリストではありませんし、この国の研究家でもありません。今回の事件でたびたびニュースで報道され、この国についてもっと知りたい、という方に何か参考になれば、という思いでとりあげました。
私はあくまでも旅人として、この国が好きな人間です。そのことをふまえたうえで読んでいただけたら、と思います。 今回ミャンマー(ビルマ)で何が起こったのか。
いろいろニュース番組で報道されたものの、詳細な情報がなかなか入ってこない。そんな中で私が紹介したいのが吉田敏浩著「森の回廊」と映画「ラングーンを越えて」(写真はサントラCD)。先日テレビ朝日の報道ステーションでも、南北首脳会談よりも先にトップニュースでミャンマーの少数民族(カレン人)が政府軍から迫害を受けていることを報じていましたが、「森の回廊」では、著者がタイ国境からミャンマー領に入り、少数民族の解放区を1300日かけてまわり、そこに暮らす人々の暮らしや文化を取材し、時には政府軍に追われ、マラリアにかかって生死を彷徨い、そんな波瀾にみちた出来事が書き綴られた本です。
映画「ラングーンを越えて」は、1988年ミャンマー(ビルマ)で起きた軍事クーデターの事件を題材にした映画で、このときも海外のジャーナリストをシャットアウトした中で事件が起き、一体何があったのかほとんど報道されなかった中、それを映画というかたちで映像化した功績はとても大きいし(映画である以上、どこまで真実に基づいているか分かりませんが)、また作品としてもとてもすばらしいです。
また、音楽を担当したのは「レインマン」、「ブラックレイン」、「バックドラフト」、「シンレッドライン」、「ブラックホークダウン」など、数々の戦争ものや社会派映画の音楽を担当したHans Zimmer氏。「レインマン」、「ブラックレイン」で名を馳せ、氏の音楽が他の音楽家から模倣されはじめたとき、新たな音楽として手がけたのがこの映画だったようです。
ただ残念なのは、この映画のビデオが発売されたのが96年なのですが、いまだにDVDが発売されず、レンタルショップでもほとんど置いてない状態です。ただ、私が今までに見かけたレンタルショップでは、私の実家近くの店は小さなレンタルショップであるにもかかわらず、‘店長おすすめ’シールが貼られ、ビデオケースは正面を向いてレイアウトされていましたし、うちの近くのレンタルショップでは会員からのリクエストコーナーに置かれていました。また、アマゾンのカスタマーレビューでもDVD化を望む声がでています。ですので、この映画を知っている人は高く評価しているものの、知らない人が多いというのが実情かと思います。
今回起こった事件をきっかけに、もう一度この映画を見直し、ミャンマー(ビルマ)で何が起こっているのかを知るために、私はこの映画をおすすめします。
私はジャーナリストではありませんし、この国の研究家でもありません。今回の事件でたびたびニュースで報道され、この国についてもっと知りたい、という方に何か参考になれば、という思いでとりあげました。
私はあくまでも旅人として、この国が好きな人間です。そのことをふまえたうえで読んでいただけたら、と思います。
いろいろニュース番組で報道されたものの、詳細な情報がなかなか入ってこない。そんな中で私が紹介したいのが吉田敏浩著「森の回廊」と映画「ラングーンを越えて」(写真はサントラCD)。先日テレビ朝日の報道ステーションでも、南北首脳会談よりも先にトップニュースでミャンマーの少数民族(カレン人)が政府軍から迫害を受けていることを報じていましたが、「森の回廊」では、著者がタイ国境からミャンマー領に入り、少数民族の解放区を1300日かけてまわり、そこに暮らす人々の暮らしや文化を取材し、時には政府軍に追われ、マラリアにかかって生死を彷徨い、そんな波瀾にみちた出来事が書き綴られた本です。
映画「ラングーンを越えて」は、1988年ミャンマー(ビルマ)で起きた軍事クーデターの事件を題材にした映画で、このときも海外のジャーナリストをシャットアウトした中で事件が起き、一体何があったのかほとんど報道されなかった中、それを映画というかたちで映像化した功績はとても大きいし(映画である以上、どこまで真実に基づいているか分かりませんが)、また作品としてもとてもすばらしいです。
また、音楽を担当したのは「レインマン」、「ブラックレイン」、「バックドラフト」、「シンレッドライン」、「ブラックホークダウン」など、数々の戦争ものや社会派映画の音楽を担当したHans Zimmer氏。「レインマン」、「ブラックレイン」で名を馳せ、氏の音楽が他の音楽家から模倣されはじめたとき、新たな音楽として手がけたのがこの映画だったようです。
ただ残念なのは、この映画のビデオが発売されたのが96年なのですが、いまだにDVDが発売されず、レンタルショップでもほとんど置いてない状態です。ただ、私が今までに見かけたレンタルショップでは、私の実家近くの店は小さなレンタルショップであるにもかかわらず、‘店長おすすめ’シールが貼られ、ビデオケースは正面を向いてレイアウトされていましたし、うちの近くのレンタルショップでは会員からのリクエストコーナーに置かれていました。また、アマゾンのカスタマーレビューでもDVD化を望む声がでています。ですので、この映画を知っている人は高く評価しているものの、知らない人が多いというのが実情かと思います。
今回起こった事件をきっかけに、もう一度この映画を見直し、ミャンマー(ビルマ)で何が起こっているのかを知るために、私はこの映画をおすすめします。
by asiax
| 2007-10-08 20:57
| ミャンマー(ビルマ)