2007年 11月 24日
ボッボー
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カンポットの町を散策していると、民家の前に屋台をだしたおばさんが声をかけてきた。
鍋の蓋を開け、
「ボッボー」といって見せてくれたそれはお粥だった。私はまだおなかがすいていません、とゼスチャーで示し、一度その場を去った。
今回のたびも移動の連続で、屋台の食事でおなかをこわしてしまうのを心配して、食べてみたいな、と思ってもなかなか席につけずにいた。
こうしておばさんに誘われたのも何かの縁ではないだろうか。
一期一会
町をぐるぐるまわりながら、次第にあの店に足は向かっていた。
- ボッボー -
とつげて椅子に腰掛けると、テーブルのハエたちは面倒なのがきちゃったな、といった感じでどこかへ飛んでいった。
井戸端会議のように集まっていた近所のおばさんたちがいろいろ声をかけてくれる。何を言っているのか分からないけど、カンボジアの言葉はとてもやわらかいなあ、と思った。
これをいれたらおいしいわよ、といった感じでいくつも並んだ調味料。娘さんだろうか、近所からティッシュを持ってきてテーブルに置いていった。
最後の一口を食べるその瞬間に差し出されたあたたかいお茶。つくる人と食べる人が向き合える屋台って、やっぱりいいなあ、とつくづくそう思う。
鍋の蓋を開け、
「ボッボー」といって見せてくれたそれはお粥だった。私はまだおなかがすいていません、とゼスチャーで示し、一度その場を去った。
今回のたびも移動の連続で、屋台の食事でおなかをこわしてしまうのを心配して、食べてみたいな、と思ってもなかなか席につけずにいた。
こうしておばさんに誘われたのも何かの縁ではないだろうか。
一期一会
町をぐるぐるまわりながら、次第にあの店に足は向かっていた。
とつげて椅子に腰掛けると、テーブルのハエたちは面倒なのがきちゃったな、といった感じでどこかへ飛んでいった。
井戸端会議のように集まっていた近所のおばさんたちがいろいろ声をかけてくれる。何を言っているのか分からないけど、カンボジアの言葉はとてもやわらかいなあ、と思った。
これをいれたらおいしいわよ、といった感じでいくつも並んだ調味料。娘さんだろうか、近所からティッシュを持ってきてテーブルに置いていった。
最後の一口を食べるその瞬間に差し出されたあたたかいお茶。つくる人と食べる人が向き合える屋台って、やっぱりいいなあ、とつくづくそう思う。
by asiax
| 2007-11-24 21:19
| カンボジア