2008年 11月 14日
asiax meets thitsa
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「オチャシマセンカ?」
暗闇の中、相手の顔はよく分からなかったが、その話し方で誰かは分かった。その子と会うのはその日2度目のことだった。
ミャンマー東部、シャン州の山中にあるカローの町でその日、満月の祭りのパレードがおこなわれていた。そのパレードが昼過ぎに終わって、それから市場をぶらついていたとき、最初に声をかけられた。
日本語を話すというだけで相手に警戒心を抱いていた私は、そのとき無条件反射的に断ってしまったのだ。
しかし、再会することになった日没後、この小さな町で何もすることが思い浮かばず、断る理由も見つからずに私はしばらく考えてから頷いた。
「ニホンジンノトモダチガイマス。」
そう言って案内してくれた地元の人たちばかりが集まるカフェの店内で、その人を見つけるのは容易だった。それが「Myanmar Eye」のブロガー、thitsaさんとの最初の出会いだった。
thitsaさんは現地の人と同行していて、その人とミャンマー語を交えながら英語で話している姿が印象的だった。長くこの国に滞在していて、この国でやりたいことにあふれ、行きたい所がたくさんあるということを話の中から感じとれた。私よりも若いのにとてもしっかりしていて、何より目が輝いていた。
会話の途中、外が賑やかになってきた。満月の祭りのナイトパレードがはじまったのだ。私たちはあわててカメラを持って外にでた。
それから私たちはインターネットの中でお互いを知ることになる。と言っても、私はthitsaさんからホームページを持っていることをカローで聞いていた。自分の存在を明かさないようブログにコメントをしたものの、コメントと一緒にリンクを貼り付けた私のサイトの写真を見て、thitsaさんが気づいたのだった。
そして、最初の出会いから5年が過ぎた。、ミャンマーのカローという小さな町で偶然であった私たちが、東京で再会するというのが不思議な感覚だった。
ミャンマーの話を聞きながら、thitsaさんはまだまだやりたいことが溢れていて、きっとthitsaさんは日本とミャンマーをつなぐ懸け橋を築き上げていくのだろうと実感した。
帰りの電車の中、日本という国の中でいつも劣等感を抱いていた自分が、なんかちょっと前向きになっていた。
自分も負けられない。そう思った。
暗闇の中、相手の顔はよく分からなかったが、その話し方で誰かは分かった。その子と会うのはその日2度目のことだった。
ミャンマー東部、シャン州の山中にあるカローの町でその日、満月の祭りのパレードがおこなわれていた。そのパレードが昼過ぎに終わって、それから市場をぶらついていたとき、最初に声をかけられた。
日本語を話すというだけで相手に警戒心を抱いていた私は、そのとき無条件反射的に断ってしまったのだ。
「ニホンジンノトモダチガイマス。」
そう言って案内してくれた地元の人たちばかりが集まるカフェの店内で、その人を見つけるのは容易だった。それが「Myanmar Eye」のブロガー、thitsaさんとの最初の出会いだった。
thitsaさんは現地の人と同行していて、その人とミャンマー語を交えながら英語で話している姿が印象的だった。長くこの国に滞在していて、この国でやりたいことにあふれ、行きたい所がたくさんあるということを話の中から感じとれた。私よりも若いのにとてもしっかりしていて、何より目が輝いていた。
会話の途中、外が賑やかになってきた。満月の祭りのナイトパレードがはじまったのだ。私たちはあわててカメラを持って外にでた。
それから私たちはインターネットの中でお互いを知ることになる。と言っても、私はthitsaさんからホームページを持っていることをカローで聞いていた。自分の存在を明かさないようブログにコメントをしたものの、コメントと一緒にリンクを貼り付けた私のサイトの写真を見て、thitsaさんが気づいたのだった。
そして、最初の出会いから5年が過ぎた。、ミャンマーのカローという小さな町で偶然であった私たちが、東京で再会するというのが不思議な感覚だった。
ミャンマーの話を聞きながら、thitsaさんはまだまだやりたいことが溢れていて、きっとthitsaさんは日本とミャンマーをつなぐ懸け橋を築き上げていくのだろうと実感した。
帰りの電車の中、日本という国の中でいつも劣等感を抱いていた自分が、なんかちょっと前向きになっていた。
by asiax
| 2008-11-14 21:44
| ミャンマー(ビルマ)