2009年 04月 04日
刀削面砂鍋
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繁華街の中山路に輝く米系のファーストフード店の看板、歩行者天国の道端に続くおしゃれなカフェ。
そんな中山路に交差する細い路地に、道端で調理する半屋台の食堂街があった。壷のようなものに入ったスープ、シーフードの粥、いろいろなおかずをご飯ののったプレートにのせてくれる店。そのどれもがおいしそうにみえたが、その食堂街の中で白い塊を包丁で削るようにして麺を作るその店に私は釘付けとなった。
戸惑いを感じながらも、空腹と好奇心にはかなわない。店の主人と目があうと何が食べたいんだ、という眼差しで見つめる。私は店の壁に張り付いた漢字のメニューに目をやり、一番上に記された刀削面砂鍋を指差そうとジャンプするもののぜんぜん届かない。それでも主人は分かった分かったと頷き、私は店内の席に腰掛けた。
主人は早速あの白い塊を持ち上げ、包丁で麺状に切りながら沸騰した鍋に落としていく。奥さんだろうか、具を入れた土鍋をぐつぐつと煮込みはじめた。あいた席の片づけをしているのは娘さんだろうか。
店内は、この店の雰囲気とは不釣合いなほどに一人の若い女性の姿が目立った。隣の席の子は豪快に麺をすすりながら食らっている。向かいの子は食事が出来上がるまでの間携帯メールをしている。

やがて、私のところに私が食べたかった通りの土鍋に入った麺がでてきた。ぐつぐつと煮えたぎった鍋、湯気が私の眼鏡を曇らせた。麺をかき混ぜると、そこからレタスやきくらげ、うずらの卵が出てきた。
食べ終えると、言葉の分からない私は自然に出てきた笑顔でおいしかったことを伝えた。やはり母娘だろうか、2人同じような笑顔をくれた。それが一番うれしかった。
そんな中山路に交差する細い路地に、道端で調理する半屋台の食堂街があった。壷のようなものに入ったスープ、シーフードの粥、いろいろなおかずをご飯ののったプレートにのせてくれる店。そのどれもがおいしそうにみえたが、その食堂街の中で白い塊を包丁で削るようにして麺を作るその店に私は釘付けとなった。
戸惑いを感じながらも、空腹と好奇心にはかなわない。店の主人と目があうと何が食べたいんだ、という眼差しで見つめる。私は店の壁に張り付いた漢字のメニューに目をやり、一番上に記された刀削面砂鍋を指差そうとジャンプするもののぜんぜん届かない。それでも主人は分かった分かったと頷き、私は店内の席に腰掛けた。
主人は早速あの白い塊を持ち上げ、包丁で麺状に切りながら沸騰した鍋に落としていく。奥さんだろうか、具を入れた土鍋をぐつぐつと煮込みはじめた。あいた席の片づけをしているのは娘さんだろうか。
店内は、この店の雰囲気とは不釣合いなほどに一人の若い女性の姿が目立った。隣の席の子は豪快に麺をすすりながら食らっている。向かいの子は食事が出来上がるまでの間携帯メールをしている。

食べ終えると、言葉の分からない私は自然に出てきた笑顔でおいしかったことを伝えた。やはり母娘だろうか、2人同じような笑顔をくれた。それが一番うれしかった。
by asiax
| 2009-04-04 23:58
| 中国(福建省)










