2009年 05月 16日
自分のたびをもう一度
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自分らしいたびって何だろう?
普段の生活費を切り詰めて、仕事の休みをもらって、わずかな貯金を工面して、それなりの金額を払ってアジアをたびする。
- 手ぶらでは帰れないな -
いつもそんな思いを抱いてたびにでる。
でも、アジアへのたびを重ねるうちに、はじめて何かにであった時の感動や興奮、緊張感、そういうものがたびを重ねるごとに薄れていった。
そして、はじめてのバックパッカーとしてのたびから私も年の数を増していき、現地の人でさせも出歩かないようなうだるよな暑さの中でも歩き続けるような、そんなパワーもなくなっていた。
職場の人たちも、TVのニュースでささやかれるテロや反政府デモ、暴動などアジアの暗いニュースに不安の声が増していく。
もう、あの頃のようなたびは自分には無理なのかな?
出発の1週間前に手にしたベトナム行きのチケット。気がつけば、この国の訪問もこれが4度目。サイゴンの路地裏を彷徨い、メコンデルタの水上生活を追い、ハノイの旧市街でフランス時代の名残を感じ、北部の少数民族の村で伝統的な暮らしを目にしてきた。
このたびは、私にとってのベトナム集大成となるだろう。だから、悔いの残らないたびにしたい。
サイゴンの路地裏で民家の一室を開放した貸部屋に宿泊し、ギューギュー詰めのローカルバスで体寄せ合いながら移動し、市場の人々とカタコトの会話とゼスチャーで談笑し、少数民族の村で素朴な料理をご馳走になった。好奇心旺盛な目で見つめる4歳の少女、ツーリズムを学ぶ大学生、私を口説いてくる肉屋のおばちゃん、外資系企業に勤務する母親と日本語を勉強している9歳の息子、少数民族の家族、友たちになろうと誘ってくれたバスドライバー、日本びいきな台湾人のツーリスト。
そんなたくさんの新たな発見とたくさんの出会いに恵まれた疾風の8日間。
誰も知らないベトナムの小さな町で繰り広げられるひとりひとりの人生劇場を伝えられたらいいな。そう思ってます。
普段の生活費を切り詰めて、仕事の休みをもらって、わずかな貯金を工面して、それなりの金額を払ってアジアをたびする。
- 手ぶらでは帰れないな -
いつもそんな思いを抱いてたびにでる。
でも、アジアへのたびを重ねるうちに、はじめて何かにであった時の感動や興奮、緊張感、そういうものがたびを重ねるごとに薄れていった。
そして、はじめてのバックパッカーとしてのたびから私も年の数を増していき、現地の人でさせも出歩かないようなうだるよな暑さの中でも歩き続けるような、そんなパワーもなくなっていた。
もう、あの頃のようなたびは自分には無理なのかな?
出発の1週間前に手にしたベトナム行きのチケット。気がつけば、この国の訪問もこれが4度目。サイゴンの路地裏を彷徨い、メコンデルタの水上生活を追い、ハノイの旧市街でフランス時代の名残を感じ、北部の少数民族の村で伝統的な暮らしを目にしてきた。
このたびは、私にとってのベトナム集大成となるだろう。だから、悔いの残らないたびにしたい。
サイゴンの路地裏で民家の一室を開放した貸部屋に宿泊し、ギューギュー詰めのローカルバスで体寄せ合いながら移動し、市場の人々とカタコトの会話とゼスチャーで談笑し、少数民族の村で素朴な料理をご馳走になった。好奇心旺盛な目で見つめる4歳の少女、ツーリズムを学ぶ大学生、私を口説いてくる肉屋のおばちゃん、外資系企業に勤務する母親と日本語を勉強している9歳の息子、少数民族の家族、友たちになろうと誘ってくれたバスドライバー、日本びいきな台湾人のツーリスト。
誰も知らないベトナムの小さな町で繰り広げられるひとりひとりの人生劇場を伝えられたらいいな。そう思ってます。
by asiax
| 2009-05-16 21:19
| ベトナム