2009年 06月 21日
バンメトートの朝ごはん
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朝6時、ホテルのバルコニーから通りを見下ろすと、向こう側の歩道に風呂場にあるような小さいいすを並べた屋台に地元の人が集まっていた。
私もそろそろ散歩に出かけようと身支度をしてロビーに下りると、まだドアは閉まったままだった。
仕方なく部屋に戻って、早く外に出してよ、と駄々をこねる子供のような心境で、再びバルコニーから通りを眺める。
あの屋台には入れ替わり人がやってきて、その循環は途切れることはなかった。
何を作っているのかはわからないけど、ああ、こんな屋台で食事がしたいな、と思った。
以前は食べることにそんなこだわりがなくて、何が食べたいかでなく、店を手伝っている女子のがかわいいから、とそんな単純な理由で選んでいた。
それからアジアのたびをくり返すうち、アジアの料理に関心を持ち、そして看板に書かれている文字が多少理解できるようになると、自分の食べたいものを食べるようになっていた。
それはそれでいいけれど、ちょっとおもしろみがなくもない。
6時半前にドアが開いてぷらぷら市場を散歩して、7時を過ぎてもなおその店の客は絶えることがなかった。そして私も現地の人に紛れて席についた。
新鮮な生野菜とハーブの盛られた皿に、牛肉スープのヌードル。私はスープを味わい、麺や具を噛みしめ、ハーブを加えて味に変化をつける。最後に加えたチリを入れすぎて、汗が止まらなかった。
朝からこんな食事にありつけるなんて、やっぱりアジアの国はいいな。そう思った。
私もそろそろ散歩に出かけようと身支度をしてロビーに下りると、まだドアは閉まったままだった。
仕方なく部屋に戻って、早く外に出してよ、と駄々をこねる子供のような心境で、再びバルコニーから通りを眺める。
何を作っているのかはわからないけど、ああ、こんな屋台で食事がしたいな、と思った。
以前は食べることにそんなこだわりがなくて、何が食べたいかでなく、店を手伝っている女子のがかわいいから、とそんな単純な理由で選んでいた。
それはそれでいいけれど、ちょっとおもしろみがなくもない。
6時半前にドアが開いてぷらぷら市場を散歩して、7時を過ぎてもなおその店の客は絶えることがなかった。そして私も現地の人に紛れて席についた。
朝からこんな食事にありつけるなんて、やっぱりアジアの国はいいな。そう思った。
by asiax
| 2009-06-21 16:57
| ベトナム