2010年 01月 11日
おばあちゃんの水牛
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チリンチリーン
って、私たちのイメージする牧場で首にぶら下げた鈴の音じゃなくて、
その全身泥まみれの水牛は首を振るたびに
カランコロン
って、なんか下駄履いて歩いているような音を響かせて、
首からぶら下げた木と木を擦りあわせていた。
おばあちゃんの話しかける言葉がベトナム語なのか、モン語なのか、
それすらわからなくて、
私は英語じゃなくて、日本語で話しかけていた。
私たちの言葉が
カランコロン
って。
でも、私は確かにそこにいて、そして出会った。
今日も、明日も、おばあちゃんの水牛は
あの路を歩いているんだろうな、
カランコロン、
って
って、私たちのイメージする牧場で首にぶら下げた鈴の音じゃなくて、
その全身泥まみれの水牛は首を振るたびに
カランコロン
って、なんか下駄履いて歩いているような音を響かせて、
首からぶら下げた木と木を擦りあわせていた。
それすらわからなくて、
私は英語じゃなくて、日本語で話しかけていた。
私たちの言葉が
カランコロン
って。
でも、私は確かにそこにいて、そして出会った。
今日も、明日も、おばあちゃんの水牛は
あの路を歩いているんだろうな、
カランコロン、
って
by asiax
| 2010-01-11 22:49
| ベトナム