2011年 07月 05日
男たちの食事作り
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肇興(ザオシン)で迎える朝。外が明るくなるとすぐに散策を開始。
すると、前日野外で会食のあった場所とはまた別の場所で、大きな鍋で食事作りをしている光景に出くわした。
胴体を割られ、分断される豚肉。
薪釜で茹でられる肉片。
薪の煙と鍋から立ちのぼる湯気で、あたりが白くかすむ。
この風景を見つめながら、調理に関わっているのが男たちだけであることにすぐに気づいた。
それは、今までのアジアのたびで見た風景と重なった。
バリ島、ウブドの一軒の家で結婚式の準備があり、そこでお祝いの料理を作っていたのが男たちだった。
べトナム北部、サパの黒モン人の村で葬式があったとき、そこで料理を作っていたのもやはり男たちだけであった。
国や民族、宗教、それらが違っていても、様々なかたちでアジアはつながっているということを、たびの中で感じる。
はじめて訪れる土地なのに、なぜか懐かしく感じるのは、きっとこういうことなのかもしれない。
すると、前日野外で会食のあった場所とはまた別の場所で、大きな鍋で食事作りをしている光景に出くわした。
この風景を見つめながら、調理に関わっているのが男たちだけであることにすぐに気づいた。
それは、今までのアジアのたびで見た風景と重なった。
バリ島、ウブドの一軒の家で結婚式の準備があり、そこでお祝いの料理を作っていたのが男たちだった。
べトナム北部、サパの黒モン人の村で葬式があったとき、そこで料理を作っていたのもやはり男たちだけであった。
国や民族、宗教、それらが違っていても、様々なかたちでアジアはつながっているということを、たびの中で感じる。
はじめて訪れる土地なのに、なぜか懐かしく感じるのは、きっとこういうことなのかもしれない。
by asiax
| 2011-07-05 21:23
| 中国(貴州省)