2012年 06月 26日
全州旧市街
|
南部市場で食事を終え、市場近くの安宿に荷を降ろすと、伝統家屋の残るハノンマウルへ。
石畳で整備されたメインの通りは観光客で溢れ、通りの両側には、カフェやみやげ物屋ばかりが並んでいる。
古民家の並ぶ庶民的な雰囲気をイメージしていたので、ちょっとがっくりだったけど、それでもちょっと細い道に入ると、金沢の長町界隈を思わせるような、土壁の民家が見受けられた。
夕食は、豚の料理とおかずがセットで7000ウォン(約500円)というのぼりのでている店を見つけ、値段も手ごろだし店の雰囲気もいいので、入ってみることに。
一人ということをつげると、店の人がちょっと渋い表情をして、ああ、ここも二人分からでないと用意されないのだろうな、とあきらめたものの、座敷に案内されたので、そこに腰掛けた。
水とおしぼりを用意してくれたものの、なかなかメニューを持ってきてくれない。何でだろうと思いつつ、近くに置いてあったメニューをとって見てみると、ほとんどが大皿料理で、しかも20000ウォン以上した。
私が店の外で目にした7000ウォンの定食は、ランチのセットだったのだ。
正直、あせってきた。後ろのページに単品で冷麺があって、それだけならなんとか頼める値段だった。
でもこんな店に入って、冷麺だけ食べて出ていくというのも、あまりにも恥ずかしい。
どうしよう、どうしようと悩んでいると、店の人が、店の外で見た定食を持ってきてくれた。
店の人はすべてを察していて、だからメニューも持ってこなかったのだ。
食事を終え、会計を済ませると、カムサハムニダ(ありがとうございます)と言って、深々とお礼をした。
それからしばらく夜の町並みを歩き、途中スーパーで、地元でつくられている「モジュ」というライスワインを買って宿に帰った。
この町も、人のやさしさでいい思い出がつくれた。
石畳で整備されたメインの通りは観光客で溢れ、通りの両側には、カフェやみやげ物屋ばかりが並んでいる。
水とおしぼりを用意してくれたものの、なかなかメニューを持ってきてくれない。何でだろうと思いつつ、近くに置いてあったメニューをとって見てみると、ほとんどが大皿料理で、しかも20000ウォン以上した。
私が店の外で目にした7000ウォンの定食は、ランチのセットだったのだ。
正直、あせってきた。後ろのページに単品で冷麺があって、それだけならなんとか頼める値段だった。
でもこんな店に入って、冷麺だけ食べて出ていくというのも、あまりにも恥ずかしい。
店の人はすべてを察していて、だからメニューも持ってこなかったのだ。
by asiax
| 2012-06-26 21:08
| 韓国