2012年 12月 01日
シュエニャウン市場のクレープ屋
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シュエニャウン市場の片隅で、もうもうと白煙をあげる一角に近づく。
設えられた土窯、使い込まれた小型の中華鍋。
おばさんは時折火加減を調整しつつ、慣れた手つきで四つの鍋を駆使してクレープのようなものを次々と焼いていた。
風向きの変化で私のほうに煙がかかると、目に沁み涙溢れ、一気に咳き込んでしまうというのに、おばさんは何事もないようにたんたんと焼いている。
一枚いくらか尋ねると、おばさんは5本指を立てた。
えっ?500チャット(約50円)もするの?
ちょっと高いなぁ、と払うのをためらっていると、そばで見ていた近くの店の人が英語で50チャット(約5円)と教えてくれた。
えっ?ちょっと安すぎないか。
私はさらに困ってしまった。この国で普段使われている最小紙幣は100チャットだし(実際はそれ以下の紙幣はあるもののあまり流通していない)、どうせ自分外国人だし1枚100チャットと言ってくれれば黙って払うのだけれど。
100チャットを支払うと、案の定、2枚いただいた。
アジアのたびではぼられることばかりだけれど、こういうこともあるんだなぁ。ちょっと心温まる思いがした。
移動の鉄道車内でこれを食べると、あたたまる思いを飛び越えて、体がものすごい熱くなった。
スゴクカライヨ、コレ
設えられた土窯、使い込まれた小型の中華鍋。
風向きの変化で私のほうに煙がかかると、目に沁み涙溢れ、一気に咳き込んでしまうというのに、おばさんは何事もないようにたんたんと焼いている。
えっ?500チャット(約50円)もするの?
ちょっと高いなぁ、と払うのをためらっていると、そばで見ていた近くの店の人が英語で50チャット(約5円)と教えてくれた。
えっ?ちょっと安すぎないか。
私はさらに困ってしまった。この国で普段使われている最小紙幣は100チャットだし(実際はそれ以下の紙幣はあるもののあまり流通していない)、どうせ自分外国人だし1枚100チャットと言ってくれれば黙って払うのだけれど。
100チャットを支払うと、案の定、2枚いただいた。
アジアのたびではぼられることばかりだけれど、こういうこともあるんだなぁ。ちょっと心温まる思いがした。
移動の鉄道車内でこれを食べると、あたたまる思いを飛び越えて、体がものすごい熱くなった。
by asiax
| 2012-12-01 21:55
| ミャンマー(ビルマ)