2012年 12月 09日
カローの町
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アウンバンからピックアップバスに乗ってカローへ。
この町は、私がアジアで訪問した町の中で一番のお気に入りの町。
町はとてもコンパクトで、何か有名な観光名所があるわけでもないのだけれど、この町でたくさんの人との出会いがあって、どこからともなく人懐こい子供たちが寄ってきて、自分のふるさと以上に人とのつながりの深い町になっている。
第二次世界大戦中、日本軍の通訳をしていたというミャンマー人の指導する日本語学校や、ウルドゥー系モスリムの英語教室、ネパールレストラン、イギリス時代のコロニアル建築、ミャンマー人やインド人、少数民族、丘の上にある僧院へと続く長い回廊、市場に並ぶ納豆や漬物、町中を闊歩する馬車、花で彩られた民家の庭、点在する教会、モスク、パゴダ。
いろいろな民族や文化が入り混じり、この小さな町の中でみんなが仲良く暮らしている。
そんな町だから、異国からやってきた私にも、誰もがやさしい笑顔と共に、あたたかく迎えてくれる。
7年ぶりの訪問でお互い忘れてしまってはいたけれど、何人かの人々と再会することができた。
この町が、私がこのブログで一番伝えたかった場所。
いつか、この町が自分のふるさとになったらいいなぁ、って、そう思う。
いつか、この町が自分のふるさとになったらいいなぁ、って、そう思う。
by asiax
| 2012-12-09 15:43
| ミャンマー(ビルマ)