2016年 11月 05日
ミャワディからヤンゴンへ
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中国、広州から陸路での大移動もいよいよ最終日。タイのメーソートからミャンマーのミャワディに陸路で入国、そしてそのまま最終目的地のヤンゴンへ。
かつてこの国境は一時入国しかできず、そのままヤンゴンまで行くことができなかった。
でも今はもう陸路で移動が可能になったことは分かっていたものの、新しく整備中の道路が完成したかどうか、また利用するバスがどのような車両なのか、どこから何時に出発するのか、それらのことがネットで検索すると情報が錯綜していてよくわからない。
いろいろな不安を抱えながらも、これまでの移動してきた長い道のりを思い起こしながら、このたび4度目の陸路国境越えを果たす。
ミャンマー側ゲートにたどり着くと、入国審査手前に待機していた若い男性がどこに行くのか尋ね、ヤンゴンと答えると、じゃあ僕がバス乗り場まで案内するから、入国審査が済んだらついてきて、と言う。
正直、嫌な感じもしたけれど、ガイドブックがなく、自分でバス乗り場を探すのもできないし、彼にすがるしかなかった。
彼が案内した場所は、国境ゲートから歩いて3分ぐらいのところで、バスターミナルのような場所でなく、普通の民家の前にバスが1台止まっている、そんな場所だった。
その民家らしき建物がバスのチケット売り場、兼待合所だった。止まっているバスは結構きれいだし、料金も1万チャット(約1000円)。出発は10時で、ヤンゴン到着はおそよ10時間後とのこと。
彼について行って、ぼろいバスに乗せられたりとか、ぼられないか心配したけれど、結果、彼を信じて正解だった。
そこからタクシーに乗って約30分、新しい生活のはじまるレーダンの町に到着。飛行機なら1日でついてしまうこの場所に、24日かけてたどり着いた。
途中でおなかをこわしてしまった以外は大きなトラブルもなく、この大移動をやり遂げたことが、今の自分の糧になっている。
by asiax
| 2016-11-05 21:19
| ミャンマー(ビルマ)