2007年 05月 05日
端午の節句とベトナムの粽
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東南アジアのことに関心があるものの、意外と自分の国のことについては疎い私。端午の節句については、自分の誕生日以外に親からプレゼントを買ってもらえる日としかイメージがなかった。
また、関東ではこの時期、柏餅を食べるということは理由は何であれ知っていたけれど、関西では粽(ちまき)を食べるということを知らなかった。
昨日、たまたま百貨店で柏餅と並んで販売されていた粽を見て
ハッ、
とした。その細長い三角錐の粽があまりにも私がベトナムのチャウドックで買った粽と似ていたのだ。チャウドックで買ったものは1つ2000ドン(約16円)、2種類あったので2つ買うと、店のお姉さんは1つサービスしてくれた。
透き通った米粉の中に包まれていたのは栗のような実と、ココナツを甘く煮たようなものだった。
ちなみに日本の百貨店で買ったそれは3個で630円。老舗の和菓子屋のものだと1000円もするのでとても手がつけられなかった。
プラスチックを使わず自然のもので包んで、機械を使わず人の手でつくるほど安くなるベトナムと、それとは対照的な日本。
私がアジアのたびで求めているのは、人の手のぬくもりや、店の人とのやりとりや、ちいさなまごころなのかもしれない。
また、関東ではこの時期、柏餅を食べるということは理由は何であれ知っていたけれど、関西では粽(ちまき)を食べるということを知らなかった。
昨日、たまたま百貨店で柏餅と並んで販売されていた粽を見て
ハッ、
とした。その細長い三角錐の粽があまりにも私がベトナムのチャウドックで買った粽と似ていたのだ。チャウドックで買ったものは1つ2000ドン(約16円)、2種類あったので2つ買うと、店のお姉さんは1つサービスしてくれた。
透き通った米粉の中に包まれていたのは栗のような実と、ココナツを甘く煮たようなものだった。
私がアジアのたびで求めているのは、人の手のぬくもりや、店の人とのやりとりや、ちいさなまごころなのかもしれない。
by asiax
| 2007-05-05 20:25
| ベトナム