2008年 06月 01日
モツ屋台
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うちの実家のお隣さんが肉屋を経営されていて、時々あまったモツを特製のたれに漬けて分けてくださって、それをホットプレートの上で焼いて焼肉パーティーするのが子供の頃の楽しみだった。
子供の頃からそんなモツに慣れ親しんでいたものの、なかなか日本では食べることができず、アジアのたびで食べることを楽しみにしている食材のひとつ。
ベトナム、チャウドックで宿泊していた宿の正面に立つ屋台があった。色黒の若い女の子が手招きして呼び寄せたので鍋を覗いてみると、モツの煮込まれたスープがあった。よく煮込まれた感じで、色を見るからにおいしさが伝わってきた。ブンと呼ばれる米の麺にこのスープをかけて、トッピングにはバナナの蕾の千切りと、きれいにひげをとったもやし、香菜、少々のチリにライムをキュッと搾って云々と。そんなイメージが膨らむ一方、昼過ぎの焼きつけるような暑さの中で私の食欲は完全に失われていた。しばらく散歩して、しばらくしてからまた来ようと思っていたが、日が暮れた頃にはもうその屋台はいなくなっていた。
子供の頃からそんなモツに慣れ親しんでいたものの、なかなか日本では食べることができず、アジアのたびで食べることを楽しみにしている食材のひとつ。
by asiax
| 2008-06-01 07:48
| ベトナム