ヤンゴン中央駅からバガン方面に向かう列車は13時発のピー行きと16時発のパコック行きのみ。
でも、うちのアパート沿いを走るヤンゴン環状線の中で、朝の7時過ぎに明らかに環状線とは違う長距離列車がバガン方面に向かって通過して、ずっとそれが気になっていた。
以前、7時前にレーダン駅からヤンゴンに向かう途中のチミンダイン駅で長距離列車がホームに待機しているのを見たこともあって、7時ごろにチミンダイン駅に行けば何か分かるのではないかと、行ってみることに。
そして、チミンダイン駅のホームに停車している車両の車掌さんにどこに行くのか尋ねてみると、ピーに向かうとのこと。

ピーまではさすがに遠いので無理としても、小旅行がてらヤンゴン郊外のモウビーまでのチケットを購入。オーディナリーで200チャット(約15円)。

列車は7時10分ごろに出発。席はほとんどガラガラで、なんでヤンゴン中央駅からでなく、チミンダイン駅からの出発なのか、不思議でならなかった。

そして、私はオーディナリーの切符を購入したのに、車掌さんのはからいでアッパ―クラスへ。



これまで何度か訪問したタマイン駅の線路沿いの市場を通過。

続いてインセイン駅に停車。インセインには車両基地があって、結構朽ち果てた車両が残っている。

そして、環状線とバガン方面に向かう列車の分岐点になるダニンゴン駅へ。

ここまでは何度か来たことがあるものの、ここからバガン方面に向かうのははじめて。
環状線と別れを告げると、一気に車両の揺れが激しくなってきた。
そして、停車する各駅で、オーディナリーの車両にたくさんの人たちが乗り込んできた。
そう、この列車はヤンゴンからピーに向かうというより、沿線に暮らす人たちが移動のために利用するローカル線だったのだ。
車掌さんがやってきて、次があなたの降りる駅です、みたいなことを告げてきた。

でも、たどり着いた駅は、駅舎もホームもない原っぱの駅だった。
あれ?モウビーってこんなに何もないところなの、と不思議に思って駅の表示を見るとモージョーピッと記されている。
自分の発音したモウビーが正しくなかったのか、まあどちらにしてもモウビーに何か目的があっていくわけでもないし、このあとバスで引き返すことを考えれば、あまり行き過ぎないほうがいいかな、と。
チミンダインからおよそ2時間の小旅行だった。